エージェントが向いている作業
エージェントには読む・探す・まとめる・下書きをつくる・記録するといった作業が向いています。どれも手順が決まっていて何をもとにそうしたかを示せる作業です。
たとえば見積もりの依頼ならメールからの品目と数量の読み取り・過去の見積書と単価表の検索・参照元の整理・見積書と返信文の下書き作成までが該当します。どれも人が後から確かめられる形で結果が残ります。
人が行う判断
相手との約束になる判断は人が行います。価格や納期の決定・採用や発注の可否・お客様への送信・公開・支払いなどです。これらの判断ではエージェントは候補を出すところまでにとどめ、権限のある人が決めます。
資料に書いていない条件や資料どうしで食い違う内容、初めての相手といった例外も人が扱います。エージェントには「わからないときは止めて知らせる」ことを求め、無理に答えを出させません。
線引きのやり方
業務の流れを順に書き出し、それぞれの段階に「決める」か「そろえる」かの印を付けます。「決める」の印が付いた段階はすべて人が行います。エージェントは「決める」段階の直前までに必要な情報と下書きをそろえます。
そろえた情報には参照元を付けます。人が確認するときに元の資料へ戻れなければ線引きは成り立ちません。参照元を示せない作業は任せる範囲から外します。
任せる範囲の線引きは運用しながら見直していく
線は最初は狭く引きます。使いながら確認にかかる手間と見つかった誤りの量を見て、少しずつ広げます。逆に確認が追いつかないと感じたら狭めます。
担当者が代わったときや資料の形式が変わったときにも線を見直します。線引きは一度決めたら終わりにせず、業務の変化に合わせて直していきます。NSYのエージェント開発は作業と判断の線引きを業務フローとして御社と一緒に整理するところから始めます。



